大阪府道4号茨木能勢線−その1

起点:茨木市豊川1交差点

国道171号から北側にのびる路線。文字通り山あり谷ありのイバノセはこんな平凡な街中の交差点からはじまる。


茨木市のこのあたりは,イナイチ沿いはわりと栄えているように見えても裏に入ればちょいとばかし田舎の空気。


先の写真のところを左折すると,交通量はそこそこあるのに狭小区間となる。ヒトケタ府道のくせにこれじゃあただの村道かなにかだぜ。まあ,道の太さが急に変わるってのは大阪らしいけど。


府道1号茨木摂津線を絶賛都市開発中の彩都にて越えるとやっとこさまともな道になる。そうして,道は箕面の山を目指して登りに入る。


このあたりから,ガチのワインディングロード。山の中の照明もない(筆者はよく夜SF-332XXで照らしながら下っている。こええ)ルートを通る。なお,終日自動二輪は走行できない。人力二輪ならよかろう。ここを登るのはなかなか脚力を鍛えるのにいい。
で,いっつも通るルートゆえについ写真をとっていないのだが,途中で府道43号豊中亀岡線と重複して,山道を登っていく。


43号との重複区間のピークが,車が連なっているところにある。
何が起きているのかというと,完走しこの写真を撮ったのが1月1日(正月から何してんねん)で,ここには勝尾寺という由緒正しいお寺があって,そこへの初詣をする人々の車列が見えているというわけだ。ここはこの時季と紅葉の時季に大渋滞となる。


というわけで,寄り道。初詣です。勝負事なんにでも強いそうな。「今年こそ勝つ」ってのがおもしろいね。これはお寺だが,筆者このあと近所の神社にも初詣して見事神仏習合をなしとげた(?)。日本人って素敵。

ここからほんの少しだけ下り,右折して46号に別れを告げる。道は緩やかなのぼりとなる。無事,2車線はキープしている。


左手には,箕面川ダムが。景観に配慮したダイナミックなロックフィルダムとその周辺の渓谷美は一見の価値あり。


箕面隧道。内部は若気の至りに汚されていて残念だ。


緩やかな登りをゆくと,大阪北摂霊園という墓地が見える。写真では伝わりにくいがかなりの規模だ。


高山という集落に出て,道は国道423号のゆく谷に向かって,距離こそ短かけれ,強烈な下りになる。

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